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検索 パッチ小説2.0「交じる異界のオーヴァゼア」の人物集、用語集、設定考察などのwikiです。 左側のメニューより見たい項目を選んでください。 ネタバレを大量に含みますのでご注意ください。 ■交じる異界のオーヴァゼア ルール説明 http //ramify-story.com/r/51948 ■交じる異界のオーヴァゼア 一話 プロローグ http //ramify-story.com/r/51949 ■交じる異界のオーヴァゼア感想掲示板 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/23728/1530388775/ ■リレー小説『交じる異界のオーヴァゼア』についてのまとめ https //togetter.com/li/1248603 ■交じる異界のオーヴァゼア 二話リンク +二話群 第3話-A 二話 釘から出た身 by 頭痛 http //ramify-story.com/r/51979 第3話-B 第2話 サンドイッチの日 by 森川許六 http //ramify-story.com/r/51981 第3話-C 第二話『ハリカリ道具店へようこそ』 by Neu http //ramify-story.com/r/51982 第3話-D 二話 人生は諦めが肝心だ by 7UP http //ramify-story.com/r/51983 第3話-E 二話 エンドレス・バレット・ワールド by ensemble http //ramify-story.com/r/51984 第3話-F 【始まり】 by みーや http //ramify-story.com/r/51985 第3話-G 二話 『クロース・トゥ・ザ・エッジ -CLOSE TO THE EDGE- 』その① by 鬣犬 http //ramify-story.com/r/51986 第3話-H 二話「砂と瓦礫」 by 蓮根 http //ramify-story.com/r/51987 第3話-I 2話『プロジェクトA』 by アヒージョ http //ramify-story.com/r/51988 第3話-J 二話『9文字のフサルク』 by 芽良野麗宇子 http //ramify-story.com/r/51989 第3話-K 天文学的確率、という言葉を御存知だろうか。 by lalalalalalalal http //ramify-story.com/r/51990 第3話-L 二話 名探偵とロボット刑事 by うどん http //ramify-story.com/r/51991 第3話-M 二話 全裸の特異点ぴょい伝説 by 谷崎潤一郎は長男 http //ramify-story.com/r/51992 第3話-N 平穏な日々・上 by △ http //ramify-story.com/r/51993 第3話-O 目覚めたとき、敏雄は非常に奇妙な空間に寝ていたことを悟った。 by v_b http //ramify-story.com/r/51994 第3話-P 絵金は苦痛を覚えていた。脊髄が板金に扱かれているように感じていた。 by torefa http //ramify-story.com/r/51995 第3話-Q 第二話 プリプロセッサ by kibori http //ramify-story.com/r/51997 第3話-R 『ふつう』という言葉の意味がわからない。 by 馬英怜次郎 http //ramify-story.com/r/51998 第3話-S 『ウェスト・イズ・ベスト』 by 芥川賞受賞者 http //ramify-story.com/r/52000 第3話-T 二話 オーヴァゼア・タイムズ ~異界調査局の日常~ by 青野りんご http //ramify-story.com/r/52002 第3話-U 声が聞こえる。 by 信州そば http //ramify-story.com/r/52003 第3話-V 第2話 砂汽車から見た窓景色は砂 by 七草盆一朗正宗 http //ramify-story.com/r/52004 第3話-W それでも、私たちは街の外に出たかった。 by 鮎 http //ramify-story.com/r/52005 第3話-X 第二話「星神復活・一」 by 山跡 http //ramify-story.com/r/52008 第3話-AA 二話 8月のある日のこと by フェンネル http //ramify-story.com/r/52040 第3話-AB ようこそ、カウンターライマーへ! by ライナー http //ramify-story.com/r/52043 第3話-AD 第二話「施術」 by 星空金魚鉢 http //ramify-story.com/r/52057 第3話-AE 第二話 ORA第8回異界跳躍杯第三レース by テケテケへべれけ太郎 http //ramify-story.com/r/52060 第3話-AK 高校生が深夜に何かを殺しにいく話 by ccc http //ramify-story.com/r/52103 第3話-AL グラフティOvT 192号 by メロゴールド http //ramify-story.com/r/52106 第3話-AP 二話 拝啓、オゾンの下より by 挫折経猫丸 http //ramify-story.com/r/52148 第3話-AU ■異界文学オーヴァゼア by 大江健十六郎 http //ramify-story.com/r/52183 第3話-BA 二話 失われた芋を求めて by フェンネル http //ramify-story.com/r/52354 第3話-BF 転生先がオーヴァゼア?ここで暮らしていけるのか? by メロゴールド http //ramify-story.com/r/52420
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【男子学生寮『大和』 俺自室】 俺の部屋は6畳一間の極普通の作りのワンルーム 窓は東側にあり、昇ってきた太陽の強烈な朝日がカーテンを閉めていてもなお瞼に突き刺さるはずだ 昨日の帰宅時間は3時過ぎ、それほど朝に強くないと自覚していた俺は転校早々の遅刻を覚悟していた・・・ だが、俺は今窓から庭を見下ろしている 時計を見れば時刻は朝7時前・・・4時間しか寝てないよ・・・実質4時間しか寝れてないよ・・・ ギシ・・・ギシ・・・ この想像を絶する程オンボロの男子学生寮は今にも倒壊してしまいそうな音を立てて軋んでいる この音の・・・軋みの原因を作っている者は寮生共用の庭で朝も早くから鍛錬をしていた 彼が足を振るたびに、空気が揺れて寮が軋む 彼が腕を突き出すたびに窓が震えて寮が嫌な音をたてる 俺「アギトさんパねぇっす・・・」 実際そう思った、武道の心得などなにも無い俺だけど、きっと想像もつかない程の長い年月を鍛錬に費やしてきたのだと言う事は理解できた 素直に、美しいと思う・・・あれ?俺ってそっちの気あったっけ? 俺「でも、近所迷惑っす」 最後に率直な感想を述べて、あと少しだけでも睡眠時間を稼ごうと2度寝の体制に入る 2度寝程の至福の時間を俺は他に知らない 人間の3大欲求の中では睡眠欲が1番強いものだと思っている俺のような人種の人には同意を得られると思う 俺「あと・・・40分は寝れるな・・・」 早速意識がまどろんできた・・・ この状態・・・最高・・・ 『・・・ゃん・・・よぉ・・・・』 お隣から聞きたくない声が聞こえてくる オイ!やめろ・・・ 『・・・ちゃ・・・の・・・目・・・・し・・・・』 頼むから!朝っぱらからは勘弁してくれ!! 『マルちゃんの!!その目つきサイコォーだよぉぉお――!!!足で!!最後は足でぇぇええ!!』 拝啓母上殿、俺の頼りになる先輩達はみんなとても個性的です。 【朝 通学路】 アギトさんと卿先輩のおかげで遅刻せずに寮をでる事ができた、あぁでも感謝したくねぇ 昼飯は管理人の杉田さん謹製の手作りお弁当 おっさんの手作りお弁当、美味しいらしいよ 少し、朝からテンションが低いのはきっと寝不足のせいだと自分にいいきかせて通学路を行く さすがは学園都市、とでも言うべきだろうか?道には学校へ向かう学生で溢れていた 朝練のために運動服を着ている者や、学生服の者、理系の学生だろうか?白衣で登校している人もいる っつーか、白衣の子あの飯屋のウェイトレスじゃん、何気に憧れているのは内緒 ほんの少しだけテンションを取り戻した俺は、何度も繰り返した転校の挨拶を頭の中で再びシミュレートする 転校生的にはこれがガチで肝心、これで俺の印象が8割決まるといっても過言ではない ネタに走り過ぎず、なおかつ暗い奴と思われない程度に爽やかな笑顔で自己紹介 よし!俺ならできる!! そんな事を考えながら歩いていると、通りにある一軒家から昨日会ったばかりの見知った顔が2人仲良く出てくる 1人は口にサンドウィッチを咥えて靴を直している、白い髪に透き通るように白い肌 少し独特な喋り方が特徴的な美少女のエイラ もう1人はきっちりと学生服を着こなした、酷く無愛想な男 こちらもまた肌が白くて綺麗だ エイラが靴をきっちりと履き終わるまで彼女のカバンを代わりに持ってやっているようだ さらに型には野球部がバットを持ち運ぶ時のような細長いバックを担いでいる なにが入ってんだ? エイラ「お!俺ジャン!!」 にへへ、と効果音がつきそうな笑顔で俺に微笑みかけて挨拶してくれるエイラ サンドウィッチを飲み込み、靴もちゃんと履き終わったようで、側にいるヘイヘに礼を述べた後にカバンを手渡されていた ヘイヘ「よう」 こちらはエイラとは対照的に、顔の筋肉をピクリとも動かさずに挨拶をしてくれた 多分、感情が表に出にくいタイプなんじゃないかと勝手に推測してみる だって、まだ出会って1日目の俺にでも解かるほど、この無愛想な男はエイラに付きっきりなのだから 本当に冷たい人間ならさっきだってカバンを持ってやったりしないはずだと思うしね エイラ「今から通学カ?丁度いいし一緒にいこーゼ」 そう述べて言ってエイラは歩きだす、もちろんヘイヘもエイラに追従し、俺も流れで一緒に歩く事になった 3人で5月の風が吹き抜ける気持ちよい道を並んで歩く ヘイヘ「お前、クラスはもう決まってるのか?」 彼の方から話しかけてくれた、うん無愛想というか無表情なだけなのねやっぱ 俺「いや、まだだけど?」 なんでそんな事聞くの?って感じの俺の顔を見て察したエイラが続く エイラ「いやな、私達の部活の1年はサーニャを除いてみんなクラス一緒なんダヨ」 ヘイヘ「まぁ・・・転校生だし、知ってる顔がいたほうが安心するかな?って思ってな・・・で、一緒のクラスなら・・・よかったなって・・・」 ヘイヘが少し恥ずかしそうに目線を斜めに伏せて喋る、あれ?なんかこの人可愛くね? エイラ「こいつ、こんな面して意外と寂しがり屋なんダヨ、昨日だって「やったー、一年に男の仲間が増えるー!!」って寝る前に言ってたしナ」 エイラが悪戯っぽい表情でヘイヘをからかう、それを聞いたヘイヘは顔を赤くし ヘイヘ「おいイッル!お前聞いてたのか!?」 エイラ「聞いてたって人聞きが悪いナ、聞こえたんダヨ」 ヘイヘ「相変わらず趣味が悪いな、盗み聞きなんてよ」 エイラ「お前だけには言われたくないね、この狩りマニア!」 ヘイヘ「黙れよ、占いマニア!」 この後も2人の罵り合いの応酬が小気味よく続いて行く もっとも、軽いジャブの打ち合いだったのは最初だけで・・・ エイラ「うるさいよ、この童貞野郎!!」 ヘイヘ「うっせ!お前いつか絶対犯してやるからな!!」 酷く口汚い言葉へと変わっていた それでも2人はどこか楽しそうで 「ははっ!」 「ふっ」 って感じで笑ってた 俺が呆然と2人の様子を眺めていたのに、2人も気付いたみたいだ エイラ「なんだよ、ジロジロ見て」 エイラがこちらをジト目で見てくる 俺「いやー・・・仲良いなーって」 エイラ・ヘイヘ「「仲良くない!!」」 エイラ・ヘイヘ「「あ!」」 そしてお互いに目線を合わせた2人は エイラ・ヘイヘ「「ふん!!」」 そう言ってそっぽを向き合ってしまった 俺「やっぱ仲良いじゃん、微笑ましいなお前達」 リア充死ね おっと、本音が・・・ 俺「で、昨日から気になってたんだけどさ、2人は同棲してんの?昨日も一緒の家に入っていったし、今日も一緒にでてきたし」 エイラ「ど!同棲って言うなヨ!!同居だ!ど・う・き・ょ!!」 ズイ!とエイラが顔を近づけながら俺に訂正を迫る いや、それ何が違うんだよ・・・ バシ!っとエイラの頭を叩き、ヘイヘが補足する ヘイヘ「イッル、俺が困ってる・・・俺達はイッルの姉、アウロラ姉の家に居候させてもらってるんだ」 エイラ「姉ちゃんはフミ高で教師しててさ、んでこいつは私達とは地元が一緒なんダヨ・・・まぁ、腐れ縁って奴ダナ」 ヘイヘ「家賃払うのも楽じゃないしな、まぁ甘えさせてもらってるって訳だ」 へぇ・・・可愛い幼馴染って都市伝説だと思ってた・・・ 俺の幼馴染なんてアダ名が「サモハン・キンポー」だったのに 俺「それで仲良いんだな、納得」 エイラ・ヘイヘ「「だから!仲良くない!!」」 俺「もういいって、それ」 そんな微妙に不快なやり取りをしながら、辺りを見回してみれば 学校に向かう生徒の様子が俺の知っているモノとは違うのに気付く 俺「あれ・・・?」 みんな楽しそうなのだ、いやそれがおかしいとは言わないけどさ でも、憂鬱そうな顔とか、ダルそうな顔してる奴が1人もいないんだ どんな学校にだって、様々な理由で学校に通うのが嫌な奴がいるはずなのに・・・ みんな学校に通うのがそんなに楽しみなのだろうか? 俺「学生にとっての楽園・・・」 それが私立フミカネ高校のキャッチコピーだ、学校案内にも堂々と書いてある 俺「・・・マジっぽいな、これは」 エイラ「ん?どうした俺?」 ギャーギャーといまだに騒いでいたエイラが俺の様子に気付いたようだ 俺「いや、なんでもないよ」 エイラ「ならいいけどさ・・・で、ヘイヘはなんで今回の学内選抜大会でないんダヨ?」 ヘイヘ「去年のIH優勝のスタゲさんが出場しないみたいだからな、あの人が出ないなら俺の優勝に決まってる・・・結果が解かってる大会に出る意味はないさ」 エイラ「どんな自信だよ!!って突っ込みたいけど、お前ならマジで優勝しそうだから怖いよ・・・」 ヘイヘ「客観的に自分の実力を評価したまでだ」 俺「なんの話?学内選抜大会?」 エイラ「んあぁ、ごめん俺には解からない話だったナ、フミ高の生徒の数が異常なのは知ってるダロ?」 俺「うん」 約一万人だっけ?狂ってるよな エイラ「もちろん部活の数も異常なわけダ、例えば野球部なんて第1から第9まであって対外試合に出れるのはそのうちの1つだけ・・・その代表を決めるのを校内選抜大会なんだよ」 俺「甲子園予選出るのにも予選があるのかよ・・・」 高校球児達の栄光への道は厳しいな エイラ「んで、こいつはクレー射撃部の期待の新人でもあるんだよ特別課外活動部とかけもちでさ、ジュニアオリンピックでも金メダルとったんだからナ!!凄いダロー!!」 ヘイヘの事を親指で指さしながら、まるで自分の事かのように誇らしげに胸を張るエイラ クレー射撃ね、肩に背負ってるのは銃だったのか そういえば昨晩誰かが狙撃してたな、あれはヘイヘだったのか 俺「ヘイヘってスゲーんだな」 エイラ「だろ?もっと褒めロー」 だからなんでエイラが嬉しそうなんだよ キーン コーン カーン コーン 俺「え!?」 エイラ「うげ!」 ヘイヘ「マジか!?」 どうやらお喋りに熱中しすぎたようで、周りにはすでに他の学生の姿は無い 朝のHR開始10分前を告げるベルが鳴り響いた ヘイヘ「走れ!この距離ならまだ間に合う!!」 俺「今日はHR開始20分前には教務室きてくれって言われてたのに~!!」 エイラ「はっはっは!転校初日一発目から遅刻とか大物だな!お前」 なんて事いいながら走る 柔らかな朝の日差しの中を笑いながら走るのはなんだか爽やかな感じがした うん、いいじゃん 青春っぽい 【私立フミカネ高校 正門前】 ようやく、角を曲がればすぐそこに校門って所まできた しかし、急ぐ俺達を制止する声が エイラ「ストップ!!校門の前にメンドイのが立ってる!!」 俺「なんでわかんだよ!?」 ヘイヘ「イッルは未来予知ができる、メンドイの・・・風紀委員か・・・持ち物チェックって所か?」 未来予知って・・・ まぁ昨日から散々凄いの見てるから今更驚きやしないけどな エイラ「おそらくナ・・・回り道して別口から学校に侵入するカ?」 角から顔だけを少しだし、校門のほうを窺っていたヘイヘは、安堵した様子で、俺達にこう言った ヘイヘ「いや・・・問題無さそうだ、校門から行こう」 エイラ「なんで!?捕まったら確実に遅刻ダゾ!」 ヘイヘ「だからメンドクない人なんだよ、今日の風紀委員」 そう言ってヘイヘが角を曲がって歩き出す 俺「あ、待って」 エイラ「おい!ヘイヘ!!」 ここで突っ立っているワケにもいかないので、彼の後をついて歩きだす エイラの予知通り、校門前に立っていたのは風紀委員の腕章をした男 しかし、その男は俺達が通りすぎるのをどうでもよさそうに眺めているだけだった あれ?昨日見た風紀委員の人達とはずいぶん印象が違うな・・・ なんかもっとこう、厳しい人達だと思ったんだけど この人はなんかやる気無さそう、欠伸してるし ヘイヘ「相変わらずですね、スタゲさん」 スタゲ「お!死神君じゃん、校内選抜大会がんばってね、俺は君に結構な額賭けてるんだからさ」 ヘイヘ「ご自分で出ればいいじゃないですか?あなたなら自分に賭けて優勝できるでしょうに」 少し、ムッとしたような表情でヘイヘが風紀委員に食ってかかる スタゲ「買いかぶりすぎ、ジュニア五輪金メダリストの『白い死神』君には敵わないよ」 ヘイヘ「逃げるんですか?俺が挑発してるのは・・・解かりますよね?」 一瞬、スタゲと呼ばれた男の顔が変わる さっきまで同じ人だとは思えない程に、ピリッとした空気に変わる しかし、顔が変わったのも一瞬だけ すぐにさっきまでのやる気無さげな表情へと戻る スタゲ「煽るの・・・もっと練習したほうがいいな、死神君」 ヘイヘ「次までには練習しときます、あなたが本気になってくれるようにね」 スタゲ「そういう熱血なのは勘弁・・・俺はもう大人なんだからさ」 スタゲ「さぁもう行った行った!!これ以上ここにいると風紀委員権限でしょっぴいちまうぞ!!」 スタゲがシッシッ!と手を追い払うように振る まだ納得していない表情のヘイヘがエイラに腕を引っ張られて歩き出す エイラ「ほら!さっさと行くゾ!せっかく見逃してくれてるんダカラ!!」 ヘイヘ「あの人があんな風になってしまったのはなんか理由があるはずなんだ・・・それさえ解かれば・・・ハルトマン先輩に聞いてみるか・・・いや・・・」 ヘイヘがブツブツと独り言を言っている、スタゲさん・・・ あ!昨日のマルセイユとか言う美女とワケありの人か・・・ そのまま下駄箱に入って行く エイラとヘイヘはそのまま教室へ、俺は教務室へと行くのでここでお別れ どうやら逆方向のようだ、そのまま振り向かずに歩いていると 後ろから声がかかる ヘイヘ「俺!!」 驚いて、振り向く エイラ「一緒のクラスだといいナ!!」 2人が並んで微笑んでいる 俺は、幸せ者かもしれない 【私立 フミカネ高校 教務室】 智子「いきなり遅刻とはやってくれるわね、転校生君」 穴吹智子と名乗ったこの黒く美しく長い髪を備えた勝ち気な顔立ちの美女は早速俺を正座させて説教をかます この人が今日から俺が過ごす事になる普通科1-Bの担任らしい チッ!厳しいのが担任かよ 智子「まぁ転校早々あんまり説教するのも悪いし、これくらいにしといてあげる」 ニシシ と漫画ならこういう効果音がつきそうな笑顔で教師が笑う 正直、とても綺麗で可愛いと思った 普通に生徒と教師の過ちがおきてしまいそうな程に 智子「じゃ、教室行きましょ、私に付いてきて」 先導する智子先生の後をついて歩く、道中では俺の中学時代の話や幼馴染のサモハン・キンポーの話などをしていた 意外とウケてびっくりした ハルカ「智子先輩!その男誰ですか!!」 いきなり大きな声をかけられ驚く 智子「誰って・・・生徒だけど」 智子先生がジト目で声の主を見る 声の主は智子先生より身長がかなり低めに見えるから、150cmくらいかな? 短い髪をした気の弱そうな女性だった、おそらく教師 ハルカ「・・・ん?・・・あ!本当だ!制服着てる」 ズズイと、顔を近づけて俺の事を生徒か確認したこの女性が述べる 智子「あなたド近眼なんだから眼鏡かけなさいよ・・・で、用はなに?」 はぁ、と溜息を吐いて智子先生が訊ねる ハルカ「あ、えっと授業に使う資料の事で、参考になりそうな本とか・・・」 智子「本だったら司書の流星先生に聞いてきたらいいわ、私より本に詳しいから」 ハルカ「え、あ!でも私は智子先輩に教えて欲しいんです!!」 智子「?」 少し困った顔で逡巡した智子先生だが 智子「わかったわ、じゃあ今日の放課後に。行くわよ俺君、これ以上遅れるとまずいわ」 そう言ってスタスタと行ってしまう智子先生 後ろから続こうとした俺が、ふと邪悪な気を感じて先程の女性の方を見ると ハルカ「ニヤァ」 こんな感じで世にもおぞましい笑みを浮かべていた 【私立フミカネ高校 普通科教室棟3階 1-B】 ガララ!と音をたてて智子先生が教室に入っていく 智子「はーい!静かに!し・ず・か・に!!」 先生が叫んで、ようやくざわめいていた教室が静かになる あ、もちろん俺は転校生の定番で廊下待機 智子「この騒ぎ様だし、おそらくもうみんな知ってると思うけど、今日から1-Bに新しい仲間が転校してきます!」 ざわざわと、再びざわめく教室 おおかた、俺が男か女かで盛り上がってしるのだろう 残念ながら俺は非常に凡庸な男だ、この盛り上がりがツライ 智子「じゃあ俺君!入ってきて!」 呼ばれて教室へと入る、教室中の視線が俺に集まる やめろ、こんなに注目されるの初めてなんだから恥ずかしいだろ 智子「じゃあ、自己紹介よろしく」 俺「群馬高校から転校してきました、俺です。みなさん、よろしくお願いします」 キモくならない程度に、爽やかな笑顔を意識して無難な挨拶をする よし!シミュレーション通りだ 少し余裕がでてきたので教室も見まわしてみる 1番後ろから2列目の窓側にヘイヘが肩ひじをついて俺に微笑みかけていたのを見つけた その隣ではエイラもこれまた微笑んでいる、そしてエイラは親指で真ん中の列の1番後ろを指さす その指の先には、昨晩俺の足を直してくれた宮藤が嬉しそうな顔をして座っていた どうやら俺は相当なラッキーボーイのようだ 智子「じゃあ、俺君の席は窓側の1番後ろの隣!レジの隣ね、女子列だけどあそこしか空いてないの、ごめんなさい」 レジと呼ばれた生徒の隣の空き席まで歩き、腰を落とす 位置的にはかなりの好スポットだと思う エイラの後ろ、ヘイヘの斜め後ろ、二つ隣には宮藤もいる レジ「よ!転校生!」 隣のレジと呼ばれた少年に声をかけられる 一目で解かる、こいつは野球部だ間違いない 短い髪、5月だというのに日焼けした肌、そして何より野球部のエナメルバッグを持っているのが証拠だ レジ「よろしくな!」 そう言って右手を差し出してくれる 握手か、きっとこの人は外見通り爽やかな人なんだろう 俺「よろしく!」 智子「はい!私語しない!転校生!!」 パァン!と音が鳴る いつのまにか智子先生の手には竹刀が握られていた やっぱり厳しい先生みたいだ 【私立フミカネ高校 普通科教室棟3階 1-B HR後】 芳佳「俺君も一緒のクラスとかすっごい偶然だね!!」 智子先生が教室から出て行くと同時に宮藤が俺の席へと駆け寄ってきた 昨晩と同様にとても人懐っこい笑顔を浮ばせながら ヘイヘ「本当に凄い偶然だと、俺も思うよ」 左斜め前の席から、ヘイヘもその無愛想な顔にほんの少しだけ微笑みを浮かべている レジ「え?転校生は宮藤とか、このギャルゲカップルと知り合いなの?」 エイラ「カ!カップ!カップル!!誰と!誰が!!」 俺の前の席のエイラが顔を真っ赤に染めながら、レジの方に振り向く レジはと言えば、コンビニのレジ袋からウィダーを取り出して飲んでいる きっと朝練で朝御飯食べる時間も無いんだな、野球部が大変なのはどこの学校も一緒だ そして、ウィダーをまさに10秒で飲み干し、目線でエイラとヘイヘの2人を交互に見る レジ「お前達以外にギャルゲっぽいカップルを俺は知らない」 エイラ「だ!誰が!!こんな奴ト!!」 なお顔が真っ赤なエイラは大声でまくしたてるが、自分の台詞がギャルゲの定番台詞なのに気付いているのだろうか? ヘイヘ「俺とは部活関連でな、昨日知り合った」 そんなエイラを無視してヘイヘが会話を続ける レジ「げ!特別課外活動部絡みかよ・・・いきなり厄介なのに絡まれて転校生も大変だな・・・」 俺を憐れんだ瞳で見つめるレジ あぁそういえば昨日ミーナ部長が『うちの部は評判が良くない』って言ってたな まさにその通りみたいだ ヘイヘ「いや、俺は依頼主じゃなくて新入部員候補だ」 レジ「マジかよ・・・」 エイラ「無視すんナ―――――――――――――!!!!」 エイラの声は3階中に響いたらしい そんなエイラの大声に俺は驚いたけど、クラスのみんなはエイラの方を見て笑っていた あー、これが日常風景なんだ・・・と思い納得する しかし、そんな中エイラの方を見ずに話しこんでいる2人を見つける 教室の一番後ろの廊下側、何かを熱中して書いている男 それを見つめていたのはいつの間にか、俺達の周りから移動していた宮藤だった 芳佳「で、できましか?例のモノ?」 童貞「あ、うん、書けてるよ。ちょっと待って」 なにやら怪しい会話をしている・・・ 男はカバンから原稿用紙をしまうような封筒・・・ 正式名称は解からないけど、ほら!あのノリスケがイササカ先生の原稿いれてるやつ!! あれを取り出し宮藤に手渡す 宮藤「こ!これは!!・・・ほぅほぅ・・・なかなか・・・」 封筒から原稿を取り出し、中を見た宮藤はその顔にさきほどまでの純真な少女からを想像もできないほどの邪悪な笑みを浮かべている 俺「い、一体何が書いてあるんだ・・・」 エイラ「あー・・・多分知らない方が幸せダヨ・・・」 【放課後 私立フミカネ高校 部室棟3階 501特別課外活動部前】 今日の分の授業が終わり、俺は今1人でこの部室のドアの前に立っている ヘイヘはクレー射撃部の方へ顔を出すといい、宮藤は保健委員の仕事があるらしい エイラはサーニャを迎えに行った で、なんで俺がここにいるかと言うと、入部の決意を伝えにきたのだ アギトさんには、3日考える時間をやると言われたが、俺の覚悟はもう決まっている 俺はここでみんなと一緒に戦いたいんだ アギトさんは俺に「自分の言葉で、俺の決意を聞かせろ」と言った だから、伝えにきたんだ、俺の覚悟を!! ドアに手をかけ、開く 俺「みなさ・・・・」 目を疑った 気合を入れて入ったその部屋では、2年生の先輩が3人いた ハルトマン先輩とイェーガー先輩、それと試作先輩 で、何が問題だったかというと・・・ シャーリー「こら!おとなしく試作子になれ!!」 エーリカ「大丈夫!またちゃ~んと可愛くしてあげるからさ!」 試作「や!やめろ~!!」 試作先輩が、女2人に取り押さえられて、女装させられている はっきりいって・・・超可愛い・・・ いやいや、俺にソッチの趣味は無いんだって!! 俺「あ・・・あ・・・」 俺が呆然と突っ立っていると、さすがに向こうも気付いたようで エーリカ「あ、俺じゃん!どうした?入部しにきた?」 シャーリー「よーう!俺!学校どうだ~!?楽しいか~?」 試作「見られたァ―――――――ッ!!!!」 俺「すいませんマジスイマセン!!」 急いでドアをしめて逃げるように走りだす俺 試作「離せ!!追わせろ!!あいつの記憶を消させろ!!ラオホウまで連れて行く!!」 エーリカ「まだ化粧終わってないからダメ~」 シャーリー「いいじゃんよ、別に減るもんじゃないしさ」 試作「減るんだよォ――――!!」 そんな声が部室棟にこだましていた 翌日、俺は部室へと行けなかった・・・ちょっと真剣に悩んでね・・・ あの部活に入っていいものかと・・・ まぁ結局考えるのがめんどくなって 3日目に俺の決意を伝えに行ったら、驚くほどあっさり入部できたんだけどね こうして、俺は晴れて「501特別課外活動部」の一員となりましたとさ
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#03「Transpose」 各話あらすじ|L A S T E X I L E 用語集|L A S T E X I L E 目次 第3話Q.ノルキアの地形で鉄骨で地面を支えている構造が見えるけどどうなってるの? Q. 第3話 Q.ノルキアの地形で鉄骨で地面を支えている構造が見えるけどどうなってるの? A.伏線。この世界が人工的に作られている事を示唆している。 Q. A. 名前 コメント
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《相棒戦線(コンビ・ブロック) ジャギロス&ヴェルゼギア》 UC ゼロ文明 (7) クリーチャー:デーモン・コマンド烙/リキッド・ピープル烙/ノーカラーズ 9000 ■ブロッカー ■反龍(アンチ・ドラゴン)マナ武装5:ターン中このクリーチャーが初めて相手の攻撃をブロックした時、相手のマナゾーンにドラゴンが5体以上あれば、バトルの後このクリーチャーをアンタップする。 ■自分のターン終了時、このクリーチャーをアンタップする。 ■W・ブレイカー 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト どけどけ!てめえらにロセスの相手は役不足だ!---烙印の猛将 ジャギロス それを言うなら、“役者不足”ね。---烙印の参謀 ヴェルゼギア 評価 アンタップは火や光のイメージが強いですが、デモコマとリキピなんですね。まあ無色だしなんでもありですね。 -- minmin (2016-12-29 02 20 23) コメントありがとうございます!仰るとおりですね。しかも、元になった2枚も微塵もブロッカー持ってないですし。正直なところ、逆モルネクさせたかっただけです。 -- ザ=ガーン (2016-12-29 21 14 39) 名前 コメント 初の「反龍マナ武装」を持つクリーチャー。マナ武装を達成していれば、1ターン中に二回ブロックすることが可能。逆モルネクですね。 W・ブレイカーを持っている上に自分のターン終了時にアンタップされるので、殴れるブロッカーとして運用可能です。 DM-裏DS最終章「極真ラスト・ギグ」収録の「相棒戦線」サイクルのうちの1枚。最終弾にありがちな抱き合わせ系のカードです。 なお、「コンビ」の後の読み仮名はそれぞれ違う模様。 相棒戦線サイクル 《相棒戦線 「牙無し」&バルガレール》 《相棒戦線 ボジョレ・ワーカ&ワン刀斎》 関連 《烙印の猛将 ジャギロス》 《烙印の参謀 ヴェルゼギア》
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モンスター/ジャギィ a --
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リンク:公式 DX3公式 ステージ基本情報 基本事項 天月市について 天月市施設案内 他都市について日向市について(北隣) 天月市バリアントデータ集 パーソナリティ FEAR公式 NPC/公式 UGN 天月市支部 ★神谷・幸一(PC) 四十九院・玲(PC) 天理・剣(第1話~) 天河・颯(第1話~) 鷲見・聖(第1話~) 名城・小夜(第3話~) やせいのおうこく ★西九条・七海(PC) 藤宮・栞(第1話~)→NPC/公式 佐原・曜子(第1話~) 風祭・詩子(第2話~) 水原・礼央(第3話~) 東雲・紗(第2話~) 敷浪・真砂(第4話~) 澤村・千秋(第3話~) 山辺・良二(第3話~) 梶浦・由夢 上記以外のUGNイリーガル 火浦・和樹(PC) Drache(PC) 霜月・雪(第1話~) 霧生・葵(第2話~) 上記以外のUGN構成員 天ヶ瀬・優理(第3話~) 守山・晴樹(第3話~) 城之崎・千春(第3話~) FH関係者 森乃・誘(第1話) 野崎・真二(第3話) 春日・恭二(第4話~)→NPC/公式 春日・幸奈(第4話~) 春日・幸路(第4話) 春日・那央(第4話~) 神谷・皐月(第5話~) 神谷・嗣治(第5話~) その他オーヴァード・ジャーム ”クリムゾンネイバー” ”タイガーアイ”(第5話~)→NPC/公式 ”シザーリオ”(第5話)→NPC/公式 ”紅玉の剣(リュビ)”(第5話) ”血の波濤(オラージュ)”(第5話) ”無限の黒(アンフィニ)”楡崎・未鈴(第5話~) ”闇虹の獣(シエル)”楡崎・侑真(第5話~) ”リアン”(第5話) その他天月市内NPC NPC/天月市 藤篠市関係(第1話) NPC/藤篠市 (真北・昭憲)(第1話~) 澪央市関係(第2話+α) NPC/澪央市 メインシナリオ 第1話 悪意の残滓、凍れる孤影Tr+HO OP MD CL ED 第2話 銀の絆と小鳥の夏恋 第3話 花月分かつは、錆びた涙雨 第4話 とある悪魔の矜持 第5話 妖かしの胎動 第6話 ミニシナリオ 火浦・和樹 あの日の傷痕 Drache 神谷・幸一 明日を往く者へ ■とある有り触れた日の話 西九条・七海 紅色の永訣 ■四響院真理華の挑戦 複合/未分類 歌えない金糸雀 幕間 Fleet Collection! カッコカリ(仮題) 絆紡ぎの例祭
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作品データ タイトル ミスター味っ子 タイトル(カナ) ミスターアジッコ タイトル(副題) 作者 寺沢大介 シリーズ ミスター味っ子 シリーズ 備考 掲載 連載雑誌 出版社 連載開始 連載終了 備考 週刊少年マガジン 講談社 連載 話数 単行本 巻数 出版社 発行日 発売日 サイズ 備考 講談社KC 講談社 ミスター味っ子 講談社KC 第1巻 料理 食材 備考 P3 第1話 特性超極厚カツ丼 特製カツ丼 P45 第2話 スパゲティはアル・デンテ 特大ナスのミートソーススパゲティ P71 第3話 ミートソースと野菜 P91 第4話 大ナスの秘密 P111 第5話 丸井との決戦 P131 第6話 スパゲティ勝負決着 P151 第7話 なかだと甲来軒 焦がしネギラーメン P171 第8話 コンブの秘密 第2巻 料理 食材 備考 P3 第1話 メンの工夫は? 焦がしネギラーメン P23 第2話 スープに合うメン P43 第3話 焦がしネギの風味 P65 第4話 カレーと鶏肉 チキンカレー 軍鶏 P85 第5話 辛さがキメ手! カボチャ P105 第6話 柔らかさの秘密 にんじん P125 第7話 切り札はパイナップル ヨーグルト、パイナップル、コーヒー P147 第8話 辛さと水 P171 第9話 黒豆の柔らかさ ステーキ 第3巻 料理 食材 備考 P3 第1話 ステーキ P23 第2話 P43 第3話 P65 第4話 P85 第5話 P105 第6話 P125 第7話 P147 第8話 P171 第9話
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E・HERO ワイルドジャギーマン 10526791 星8/地属性/ATK/ 2600 DEF/ 2300 [戦士族・融合/効果] 「E・HERO ワイルドマン」+「E・HERO エッジマン」 このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃をする事ができる。
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リニス【私がフェイトと初めて会ってから もうじき一年が経過する フェイトの成長の記録と同時に 私にとって大切な日々の記憶と願いをせめて残せるように いつからか私は日記をつけるようになった】 己が身に降りかかる“運命”の過酷さを少女はまだ知らない 魔法少女リリカルなのはMOVIE 1st THE COMICS Sequence 0-3「新暦64年第1世界ミッドチルダ/フェイト・テスタロッサ(II)」 リニス【勉強と修練を重ねてフェイトはますます強く賢くなっている アルフもずいぶん大きくなって もう私より背が高い 魔法は二人とも基礎から総合まで一通り 護身のための戦闘法を覚えた後は 空を駆け回る飛行訓練 フェイトは高高度飛翔のメニューまでをわずか2か月でこなしきり 天性の速度を生かした空戦機動の練習に今は一生懸命 もとが陸生の狼であるアルフにとって「飛行」は出来ても「空戦」は難しいようで 空ではもうフェイトについていくことにはあきらめました 中後衛(ウイングバック)としてのサポートを行えるようトレーニングを積んでいる 青空を飛び回るフェイトはほかのどの魔法を練習している時よりも楽しそうで 少し心が安らぐ 私が今フェイトに合わせた専用のデバイスを用意している……という話をしたら 目を輝かせて喜んでいた プレシアは相変わらず研究一筋 近頃咳き込むことが多くそのことも心配なのだが 相変わらず私の言うことは聞いてはくれない 近いうちなんとかして医師を呼んで診察してもらおうと思う】 フェイト「あれ、リニス」 リニス「フェイト、これからお風呂ですか?」 フェイト「うん」 リニス「アルフは?」 フェイト「もう少し一人で練習したいから先に入っててって」 リニス「ちょうど私もお仕事が一段落ついたところです」「一緒に入りましょうか」 「またお風呂で転ばれたりすると大変ですから」 フェイト「え――ッ!リニス、あれは違うの!」 フェイト「だからあの時は頭を洗ってて」 リニス「はい」 フェイト「そしたらお湯を入れた桶が見あたらなくなっちゃって」 リニス「で、湯船のほうに行こうとして」「おもいっきり転んで湯船に転落」「そのまま溺れかけたと」 フェイト「笑いごとじゃないんだよ。ほんとにびっくりしたんだから」 リニス「びっくりしたのはこっちです」「光の速さで来てみれば、フェイトは裸で泣いてるし、 アルフは服ごとずぶぬれだし」 「本当に一体何ごとかと」 フェイト「うう」 リニス「その話をした時にはね。さすがのプレシアも少し笑ってましたよ」 フェイト「……ほんと?」 リニス「それから心配してました」 プレシア「昔もね」「あの子お風呂ではしゃいで転んだの」「気をつけるように言って、ケガでもしたら大変だから」 リニス「だそうです」「ないしょですよー」 フェイト「うん……うん!気をつける!もう転ばない!」「でも母さんが笑ってくれるんならもっと転ぼうかな」 リニス「やめてください。私の寿命が縮みます」 フェイト「冗談だよー」 リニス「ならいいですが」 リニス【この子は 私が触れる時 私に抱き上げられる時 ほんの少しほんのわずかだけ 遠慮するように身を固くする それはこの年頃の子どもが本来なら当たり前のように 溢れるほど与えられてるはずの愛情が足りないせいなのか 私がこの子の母親ではなく 母の使い魔という距離があるからだろうか いずれにせよ 私はフェイトとずっと一緒にはいられない そのこと自体はフェイトにもアルフにももうずっと前から告げてある だからこそ 残してあげたのだ あの子が道を切り拓くための力を アルフ「あれ、フェイト何書いてるの?」 フェイト「ん――?」「リニスがねもうすぐ津誕生日なんだ」 アルフ「そーなの?」 フェイト「これはプレゼントに添える手紙」「見ちゃだめだよー」 アルフ「そーかー」「みないよー」「いいねー、あたしも何か考えよう。フェイトは何をあげるの?」 フェイト「えへへ、じつはまだ考え中」 アルフ「そーかー」「リニス、猫だし猫おもちゃとかどお?」「この辺の犬おもちゃはフェイトにもらってうれしかった!」 フェイト「うーん、リニスは猫形態(猫フォーム)にはならないからねえ」 リニス「やっぱりちょっと無骨な形態になってしまったけど――」「機体(フレーム)の黒はフェイトが好きな色だし」 「クリスタルの金色はフェイトの魔力色」「あの子の力になってあげて」 「私がフェイトに教えるいくつかの魔法は、あなたなしでな成し得ない」 「あの子が振るう剣として、あの子を支える杖として」「強い機体(こ)になってね」「バルディッシュ」 バルディッシュ「Yes master.」 プレシア・テスタロッサの使い魔リニス 彼女が消滅の時を迎えるのは誕生の日から数えておよそ1年と7か月 彼女が主プレシアと教え子フェイト・アルフについて 余すことなく書き綴ったその日記は 後にアルトセイムの森にひそやかに保存され 本事件における重要な証拠として発見されることとなる Sequence0-4「NC65/COUNT DOWN」 誰かに深く愛されていたという、たしかなカタチ
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シナリオクリア 階級ゲット 特殊条件 シナリオクリア 条件 獲得フィギュア 備考 アムロ 第1話クリア ガンダム・ピクシー 第2話クリア ジムキャノンII 第2話クリア(2順目) 陸戦型ガンダム 第3話クリア 陸戦型ガンダム 第3話クリア(2順目) ガンダム 第4話クリア ガンダム 第4話クリア(2順目) GP03S S シャア 第1話クリア ザクIIS型-シャア専用 第2話クリア ジュアッグ 第2話クリア(2順目) ゲルググ初期生産型-シャア専用 第3話クリア ズゴック-シャア専用 第3話クリア(2順目) ジオング 第4話クリア ジオング ガルマ 第1話クリア ドップ 第2話クリア チベ 第2話クリア(2順目) ガウ 第3話クリア ガウ 第3話クリア(2順目) ギガン 第4話クリア ギガン 第4話クリア(2順目) イフリート S ジェリド 第1話クリア ハイザック(ティターンズ) 第2話クリア ガンダムMk-II(ティターンズ) 第3話クリア マラサイ 第4話クリア バウンドドッグ カミーユ 第1話クリア Gディフェンサー 第1話クリア(2順目) リック・ディアス 第2話クリア リック・ディアス 第2話クリア(2順目) ガンダムMk-II(エゥーゴ) 第3話クリア ガンダムMk-II(エゥーゴ) 第3話クリア(2順目) サイコガンダム 第4話クリア サイコガンダム 第4話クリア(2順目) Zガンダム S カイ 第1話クリア ガンタンク 第1話クリア(2順目) ジムキャノンⅡ 第2話クリア ジム改 第3話クリア ガンキャノン 第4話クリア ジムカスタム ララァ 第1話クリア ザクレロ 第2話クリア チベ 第3話クリア ブラウ・ブロ 第4話クリア エルメス ランバ・ラル 第1話クリア グフ-ランバ・ラル専用 第1話クリア(2順目) ザクI-ランバ・ラル専用 第2話クリア ザンジバル 第2話クリア(2順目) ギャロップ 第3話クリア ギャロップ 第3話クリア(2順目) 高機動型ザクⅡ 第3話クリア(3順目) 高機動型ザクⅡ改良型 第4話クリア 高機動型ザクⅡ 第4話クリア(2順目) イフリート S ヤザン 第1話クリア ギャプラン 第2話クリア ガンダムMk-II・B 第3話クリア サイコガンダム 第4話クリア ハンブラビ エマ 第1話クリア リック・ディアス 第2話クリア ガンダムMk-II・B(エゥーゴ) 第3話クリア スーパーガンダム(エゥーゴ) 第4話クリア サイコガンダム 第4話クリア(2順目) Zガンダム S スレッガー 第1話クリア 装甲強化型ジム 第2話クリア コア・ブースター 第2話クリア(2順目) Gファイター 第3話クリア ジムカスタム 第3話クリア(2順目) ガンダムEz8 第3話クリア(3順目) ジムクゥエル 第4話クリア ガンダムEz8 第4話クリア(2順目) ガーベラ・テトラ S マ・クベ 第1話クリア グフ-マ・クベ専用 第2話クリア ギャン初期生産型-マ・クベ専用 第3話クリア ガッシャ 第4話クリア リックドムII 第4話クリア(2順目) ケンプファー S ドズル 第1話クリア ザクII-ドズル専用 第2話クリア チベ 第2話クリア(2順目) リック・ドム 第3話クリア ビグ・ザム 第4話クリア イフリート S ハマーン 第1話クリア ハイザック・C(ティターンズ) 第2話クリア ガザC 第3話クリア サイコガンダム 第4話クリア キュベレイ S クワトロ 第1話クリア リック・ディアス-クワトロ専用 第2話クリア ガンダムMk-II(エゥーゴ) 第3話クリア 百式 第3話クリア(2順目) 百式・MBL 第4話クリア 百式・MBL 第4話クリア(2順目) Zガンダム ブライト 第1話クリア ジムスナイパーII 第2話クリア ビッグ・トレー 第2話クリア(2順目) ジム改 第3話クリア ホワイトベース 第4話クリア アルビオン 第4話クリア(2順目) GP01 S キシリア 第1話クリア ザクII-黒い三連星専用 第1話クリア(2順目) アッザム 第2話クリア ザンジバル 第3話クリア 高機動型ザクII-黒い三連星専用 第4話クリア イフリート S ギレン 第1話クリア ガトル 第2話クリア チベ 第3話クリア ドロス 第4話クリア ケンプファー S シロッコ 第1話クリア ハイザック(ティターンズ) 第2話クリア ガンダムMk-II・B(ティターンズ) 第3話クリア メッサーラ 第4話クリア ジ・O S 階級ゲット 条件 獲得フィギュア 備考 一等兵 ジム陸戦用 ? ザクIIC型 兵長 アクアジム 伍長 水中用ザク 軍曹 デザートジム 曹長 ザク・デザートタイプ 上級曹長 量産型ガンタンク 三等准尉 プロトタイプ・グフ 二等准尉 ガンキャノン量産型 一等准尉 グフ・フライトタイプ 少尉 コロンブス 中尉 ムサイ 大尉 マゼラン 少佐 ビグロ 中佐 サラミス 大佐 ヴァル・ヴァロ 准将 ブランリヴァル 少将 アプサラスIII 中将 ヘビーガンダム 大将 アクト・ザク 将軍 ガンダム6号機 S 特殊条件 条件 獲得フィギュア 備考 対局回数 対局回数10回 ザクII-マツナガ専用 対局回数50回 ギャン高機動型-マツナガ専用 対局回数200回 高機動型ザクII-マツナガ専用 トップ回数 トップ回数10回 ガンキャノン重装型 トップ回数50回 FAガンダム トップ回数100回 連続トップ 連続トップ3回 ハイゴッグ 連続トップ10回 ズゴックE プレイ時間 プレイ時間10時間 プレイ時間20時間 ゲルググM指揮官用-シーマ専用 プレイ時間100時間 ドワッジ改-ロンメル専用 最高ドラ数 最高ドラ数5個 ザクタンク 最高ドラ数10個 ゲルググM指揮官用-シーマ専用 アガリ回数 アガリ回数10回 グフカスタム-ノリス専用 アガリ回数100回 プロトタイプ・ドム アガリ回数300回 アガリ回数500回 ザメル 連続アガリ 連続アガリ5回 連続アガリ10回 ドム・トローペン 役満アガリ 役満アガリ3回 ドワッジ 役満アガリ10回 トリプル役満アガリ 10万点突破 ゾック 50万点突破 ズゴックE 至言ワザ 至言ワザ使用10回 ザクII-ライデン専用 至言ワザ成功25回 ゲルググ高機動型-ライデン専用 至言ワザ成功50回 高機動型ザクII-ライデン専用 至言ワザ成功100回 全至言ワザ発動 サイコミュ試験用ザク 至言技阻止回数10回 全フィギュアをゲット